お知らせ

●ブログ●亡くなった後の願い(終活)

2021年も残すところあと半月になりました。
やっと12月らしい気候になり冬を感じたり、こんなに12月暖かかったっけ?と思う日があったりで体調管理が大変ですが、無理のない毎日を送って元気に年末年始を迎えたいですね。

今回は、週間朝日12月10日号に載っていた「おひとりさまの死に支度」という特集の、【わたしの願い】というコーナーに注目したいと思います。
そのには個人の尊重をベースに本人がどうありたいかの意思表示ができる項目が連なっていました。
例えば、

・病名や余命の告知の有無
・延命治療の希望・拒否
・臓器提供の希望・拒否
・献体の希望・拒否
・遺言書を作成するか否か

など、本人でも決めきれない問題が列挙されていました。
家族の生き死にを残された家族が決めるのは中々難しいものです。
筆者が小学生の頃、臓器移植法が施行され、臓器移植提供カードを簡単に手に取れる時がありました。
何の気なしに、活用できるならと提供する臓器に丸を打って、署名をし、最後に家族の署名欄(情報共有のため)があったので書いてもらおうと母に頼みましたが、「軽くサインできない!」と断られたのを思い出しました。
あの時は「なんで?」と思って、でもそこまで深く考えることもなくまあいいか、とそんな事を忘れて過ごしていましたが、子を持つ親になり、まず、子の亡くなった後の事を考えたくない、二つ返事でサインするのは勇気が必要なことだなと実感してます。

ただ、本当にいつ何が起こるかわからないので、わたしの願い(希望)を元気なうちに家族に知っておいてもらうことは自分にとっても家族にとっても良いことなのではと思います。
ちょっと考えてみようかな~と思っていただければ幸いです。

ちなみに、臓器移植意思表示カードには都道府県によって限定の柄があったりします!
奈良県は「せんとくん」です^^すっかり奈良県に馴染んだせんとくん、仕事してますね◎
※今はインターネットで意思登録、マイナンバーカードや免許証でも意思表示が出来ます。

※イメージ図です(笑)

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